Fireについて
トップレストランのシェフの判断基準を学ぶ、プロ料理人向けのオンライン映像講座
Fire(ファイヤー)は、ミシュラン二つ星などのトップレストランのシェフが、自分の厨房で「なぜそうするのか」という判断の理由を語る、プロの料理人向けのオンライン映像講座です。学べるのはレシピや手順ではなく、使う食材と使わない食材の決め方、一皿の組み立て方、チームの動かし方といった判断の基準です。運営は株式会社Fire(大阪)、料金は月額11,000円(税込)です。
ミシュラン二つ星の3店と、世界のベストレストラン50で1位(2023年)に選ばれたCentralです。それぞれのシェフが、自分の店の厨房で講座を担当しています。
東京で、わさびも醤油も使わない理由
ペルー・リマの「Central」唯一の海外の姉妹店。開店から1年半で二つ星を得た厨房で、シェフが「何を使い、何を使わないか」の理由を語ります。
特徴:CentralとMater Iniciativaの研究と連携/開店1年半で二つ星
講師:Santiago Fernández(元シェフ)
「これは今までにないサービスですごくワクワクしました。料理人にとって本当に意味のあるプロジェクトです」
畑から皿まで、自分たちで決める
幼なじみ3人で営む、築150年を超える町家のレストラン。自家農園で育てた素材と、珠洲焼・九谷焼の器。畑から皿までの判断を語ります。
特徴:自家農園/築150年を超える町家/珠洲焼・九谷焼の器
講師:梅 達郎(オーナーシェフ)
「今の僕たちの考えや料理をどう創っていくか、テクニックよりももっと大切な事や若い料理人の方達は何をした方がいいかなどをお話しさせていただきました。技術の奥にある思考や感覚を映像で残し、次の世代の料理人に届けていく取り組みです」
標高ごとの生態系を、一皿に描く
ペルー・リマ。海からアンデスの高地まで、標高ごとの生態系を料理に写す厨房。研究機関Mater Iniciativaとともに食材を調べ、2023年に世界のベストレストラン50で第1位に。東京のMAZは、その唯一の海外の姉妹店です。
特徴:研究機関Mater Iniciativaと連携/標高ごとに組み立てるコース/東京のMAZは唯一の海外の姉妹店
講師:Virgilio Martínez(シェフ)
「最も大切なのはWhy(なぜ)を知ることです。なぜそれをやっているのか、なぜ料理をしているのか。それをお話しします」
天然一等でも、まだ足りない
独学30年、ひとりで厨房に立つ料理人。出汁、目利き、器。素材が理想に届かないとき、何を選び、何を諦めるのかを、判断の順番どおりに語ります。
特徴:割主烹従/天然一等の昆布と本枯鰹節の独自の出汁/骨董の器
講師:古田 俊彦(店主)
「このサービスは本質を突いている。ただほとんどの人はその重要性を理解するのに時間がかかるんじゃないかと思う」
Fireが扱うのは、手順の奥にある「なぜ」です。トップレストランの判断は、これまで厨房で隣に立った数人にしか伝わってきませんでした。Fireでは、シェフが仕事の手を止めて、その理由を言葉にします。
| 学び方 | 学べること | 判断の理由 |
|---|---|---|
| トップレストランで働く(修行) | 本物の現場のすべて | 聞ける機会は限られ、見て覚える時間が長い。店に入れる人数も限られる |
| 短期の研修(スタージュ) | 厨房の動きと仕事の流れ | 期間が短く、理由まで聞ける時間は少ない |
| 料理本・レシピ | 完成した料理と手順 | なぜそうするのかは、ほとんど書かれていない |
| 動画サイト・SNS | 技術や盛り付けの見せ方 | 断片的で、何のための判断なのかが分かりにくい |
| Fire | 参加レストランの考え方と仕事の基準 | シェフが自分の厨房で、判断の理由を言葉にして説明する |
Fireは、手を動かして技術を身につける時間の代わりにはなりません。なくしたいのは「見て盗むしかない時間」です。各回の最後に、自分の厨房で試せる問いをひとつ渡します。
トップレストランのシェフが、料理と店をどう決めているのかを学べます。レシピの手前にある判断と、その理由です。
たとえばMAZでは、日本で手に入る良い食材の中から、なぜ紫蘇やわさびを使わないのか。花墻では、器をどう選び、「良い食材」を何で見極めるのか。Respiraciónでは、新しい一皿を何から考え始め、味の正解をどう決めるのか。各回の最後に、自分の厨房で試せる問いをひとつ渡します。
ミシュラン二つ星のシェフから学べます。参加しているのは、二つ星のMAZ(東京)、花墻(奈良)、Respiración(金沢)と、世界のベストレストラン50で1位(2023年)のCentral(ペルー・リマ)です。三つ星レストランの講座は、いまはありません。
創業者の黒川悦都は、大阪のミシュラン三つ星レストランHAJIMEで4年間働いた経験から、シェフに聞く問いを組み立てています。
レストランで働くプロの料理人に向けた講座です。これから星付きレストランやトップレストランで働きたい人、いまの厨房で一段上の仕事をしたい人、店の料理やチームをまとめる立場の人に向いています。
家庭料理のレシピや、包丁の使い方のような基礎の手順は扱いません。
月額11,000円(税込)で、すべての参加レストランの講座、シェフへの質問会、世界のレストランニュース、会員コミュニティに参加できます。
MAZとRespiraciónは、1店だけの買い切り(8,800円・税込)も選べます。期限なく見られます。英語版は月額70ドル、1店55ドルです。
無料トライアルはありません。各レストランのページで、講座の冒頭の映像を見られます。
スマートフォンでもパソコンでも見られます。申し込みは名前とメールアドレスの入力と決済だけです。決済が終わると、見始めるまでの手順をご案内します。
会員ページからいつでも解約できます。次回更新日までは見られます。
英語のページ(fire-inc.com/en)から英語で申し込めます。MAZとCentralの講座は、シェフが英語で話しています。花墻とRespiraciónの講座は日本語で、英語版は準備中です。
株式会社Fire(Fire Inc.)です。2025年9月に大阪で設立しました。代表の黒川悦都は、大阪のミシュラン三つ星レストランHAJIMEで4年間、料理とサービスに携わり、ニューヨークのレストランを経てFireを創業しました。
講座の収益の一部は、出演しているレストランに還元しています。教えることが、店の力にもなるようにするためです。
プロ料理人向けの映像講座・月額11,000円(税込)